ホスピタリティ・サブセクター
Bサービス部門で第3位の規模を有する観光業は、マレーシアのGDPの6%を占め、国の雇用の23%、 350万の職業を提供しています(出所:マレーシア統計局(DOSM))。観光産業は、ホテル事業、観光プロジェクト、小売業、レストランと、運輸サービスのエコシステムに対し複合的な効果をもたらします。
観光客数は、2015年の2,570万人から、2019年には2,610万人まで増加し、同時期の旅行客 の支出は691億リンギットから861億リンギットに増加しました。大半の観光客がASEAN 諸国(主にシンガポール、インドネシア、タイ)、中国、韓国、インド、台湾、オーストラリア、英国からの来訪者です。
国内外の観光客は、マレーシアのユニークな文化、食事、さまざまな民族のるつぼを楽しみ、砂浜、サンゴ礁、熱帯雨林といった自然の生物多様性を満喫します。インフラ・ネットワークが整備されているので、家族から冒険好きのバックパッカーまで、広範囲の旅行者の需要に応じられます。
マレーシアは以前より、業界からさまざまな賞を得ています。2019年には太平洋アジア観光協会より金賞を3つ獲得しており、医療観光においても賞を得ており、マレーシア医療観光協会(MHTC)、TMC ファティリティ、トムソン病院コタ・ダマンサラのように、卓越した医療とサービスで知られる施設があります。
2019年の認可投資
ホテル
1つ 星& 2つ星 : 100% マレーシア資本
3 つ星 : 30% 以上マレーシア資本
4 つ星& 5つ星: 100 % 外資も可
テーマパーク
100% 外資も可
コンベンション・センター
100% 外資も可
レクリエーション公園 / その他の観光プロジェクト
30%の留保分を含め、49%以上マレーシア資本
観光業において以下の奨励事業を含む新規プロジェクトは、優遇措置の対象となります。
テーマパーク
コンベンション・センター
レクリエーション・センター
ホテル (1つ星-5 つ星)
その他の観光プロジェクト
投資家の関心を高めるため、政府は、ホテル、テーマパーク、コンベンション・センター、レクリエーション公園、その他の観光プロジェクトに対して、税制優遇措置を提供しています。
パイオニア・ステータス(PS)
企業は、事業運営に対する各賦課年度の法定所得の70%を対象とするパイオニア・ステータスの優遇措置を受けられます。
または
投資税額控除 (ITA)
企業は、5年間にわたり実施された適格資本的支出に対し、60%の控除を認める所得税減税措置を受けられます。この免除は、事業運営に対する各賦課年度の法定所得の70%まで相殺することができます。
サバ州およびサラワク州における4つ星以上のホテル・プロジェクトを手掛ける企業は、100%のパイオニア・ステータス(PS)、または事業運営に対する各賦課年度の法定所得の100%まで相殺すできる投資税額控除(ITA)を受けられます。
以下の施設の拡張、更新、改修プロジェクトは優遇措置の対象となります。
ホテル(1つ-5つ星 )
テーマパーク
その他の観光プロジェクト
観光業の競争力を強化するために、政府はホテル、テーマパーク、その他の観光プロジェクトの拡張、更新、改修プロジェクトへの税制優遇措置を提供しています。
投資税額控除 (ITA)
企業は、5年間に実施された適格資本的支出に対し、60%の税控除を認める所得減税措置を受けられます。この免除は、事業運営に対する各賦課年度の法定所得の70%まで相殺することができます。
主要サービスサブセクター