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1978年、James Dysonは、最上位機種の真空掃除機に絶えず粉末ゴミが詰まり、吸引力が低下することに不満を持ち、袋を取り除いて独自の真空掃除機の開発に乗り出しました。Dysonは5年間かけて5,127個の試作品を試した後、ついにマルチサイクロン技術を完成させました。特許を取得したその設計は、遠心力を利用してホコリや粉末ゴミ、固形ゴミを空気から分離する仕組みで、吸引力が低下せず、ゴミ袋も不要というものでした。多くの有名企業や銀行、ベンチャー・キャピタリストに断られたものの、消費者家電王国である日本で、その技術のライセンス契約を結ぶことができました。その後1986年に、同氏が設計・製造監督を行ったG-FORCEが発売されました。

同氏と少人数から成るチームは、G-FORCEのロイヤリティー収入によってサイクロン技術の開発を続けることが可能になり、庭に設けた研究所で開発を続けました。1993年5月、Dysonは自身の名前を付けた真空掃除機の製造を開始し、その第1号をDyson DCO1と名付けました。いくらかの紆余曲折を経て、DCO1は18ヶ月後には英国で最も売れ筋の真空掃除機となりました。

今や志を同じくする350人のエンジニアと一緒に働くようになったJames Dysonは、プロトタイプ0001を製造した後も、あらゆることに疑問を持ち、家電製品に対する、より良い、異なるアプローチを探し続けています。

DysonのRDD兼オペレーションズ・ディレクターであるSean Robinsonは言います。「当社が製品組立拠点としてマレーシアを選んだのは、製造業に秀でた国という世界的な評判のためです。当社の研究開発(R&D)エンジニアはマレーシアの同僚と密につながっており、逆も同様です。Dysonは現在、最新の製造技術と製造工程によって、毎年数百万台もの真空掃除機を製造しています。」

綿密なテストはDysonの基本です。英国とマレーシア双方のテストエンジニアは毎月3万時間かけてテストを行っており、最近、ジョホールバルに新しい検査施設が開設されました。検査技師は150種類以上の機械テスト装置を用いて、家庭での真空掃除機の使用方法を再現および誇張しています。

DC15 The BallTMはDysonの最新型真空掃除機であり、DCO1以来、最大の進化を遂げた機種でもあります。従来のアップライト型掃除機は柔軟性に欠け、かさばり、使うのに骨が折れました。BallTMは、モーターを内蔵した重心ボールの上に本体が来る設計となっています。そのため操作性に優れ、家具の周りを素早くジグザグに動かしながら、より効率的に掃除をすることができます。DC15の開発には3年を要し、当社はこの機種に関して182の特許を出願中です。

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