出光 (Idemitsu)
出光は1972年に、マレーシアにおける可塑性樹脂メーカーのパイオニアであるPetrochemical (M) Sdn Bhdを設立しました。当社は を支えるための重要な素材であるポリスチレンの製造を開始しました。
1990年代前半、当社はPETRONASと提携し、プラットフォームを更に拡大しました。1997年には、スチレンモノマーの合弁事業であるIdemitsu SM (M) Sdn Bhd(出資比率:出光70%、PETRONAS CHEMICALS GROUP30%。立地:ジョホール州)が操業を開始しました。また1995年にはエチレンの合弁事業であるPetronas Chemical Ethylene Sdn. Bhd.(出資比率:出光12.5%、PCG 87.5%。立地:トレンガヌ州)が操業を開始しました。これらのプロジェクトによって、マレーシアにおけるスチレンのバリューチェーンが完成し、「ガスからポリマーへ」という事業モデルの潜在的可能性の大きさが浮き彫りになりました。有利な環境、「ルック・イースト政策」、マレーシア投資開発庁(MIDA)からの支援、そしてPETRONASの存在感の大きさを背景に、出光はマレーシアで40年以上にわたり歴史を積み重ね、アジア諸国の家電業界の発展に貢献してきました。
MIDAのプロフェッショナリズムと、外国人投資家のニーズを理解しようとする熱意、そして他の関連政府機関との面談を手配してくださったことに当社は強い感銘を受けました。
出光は今後、マレーシアの友人たちやパートナーと共に事業を更に拡大する可能性を探る方針です。