公益事業サブセクターにはエネルギーおよび水道事業があります。エネルギー・サービスは、テナガ・ナショナル(TNB)、サラワク州電力供給公社(SESCO)、サバ電力会社(SESB)が運営する発電、送電、配電事業です。水道事業は、国家上下水道事業委員会(SPAN )と水道資産保有・管理機構(PAAB)が運営します。
2019年に本サブセクターでは、総額325億8,000万リンギットの投資が認可され、サービス部門では不動産に次いで2番目の寄与度となりました。
政府は新たなインフラと最新の技術実装に対する継続的投資を通じて、エネルギーおよび水道事業の長期的持続可能性を担保するための措置を取っています。将来のエネルギー経済において卓越したガバナンスを保つことが、再生可能エネルギーとエネルギー貯蔵技術制御の方向を定めるに当たり、重要となります。政府は、低炭素で資源効率の高い国を作ることを目的としたグリーン技術開発のためのグリーン技術基本計画(2017-2030年)で、目標を示しています。
2020年 | 2025年 | 2030年 |
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20%RE ミックス (設備容量) | 23%RE ミックス(設備容量) | 30%RE ミックス (設備容量) |
2025年 | 2030年 |
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10%電力消費削減分 | 15%電力消費削減分 |
出所: グリーン技術基本計画(2017-2030年)
2025年 | 2030年 |
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10%(淡水抽出率) | 15%(淡水抽出率) |
2025年 | 2030年 |
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25%無収水 | 20%無収水 |
60%雨水採取システムが設置されるマレーシアの都市の割合 |
2030年 | |
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100%の沈殿物を再利用 へ | 33%の処理水を再利用へ |
出所: グリーン技術基本計画(2017-2030年)