学習と開発
現在、人的資源省の人材局は、23か所の工業訓練所（ITI）、8か所の高等技術研修センター（ADTEC）、日本マレーシア技術学院（JMTI）の合計32か所の技能訓練機関を運営しています。工業訓練所（ITI）では、入社前または新入社員に対する基礎、中級、上級レベルの産業技術訓練プログラムを提供しています。プログラムは、機械、電気・電子、印刷、建築技術、情報通信技術（ICT）、非金属技術の5つの分野で提供されます。さらに、人的資源省は、既存の従業員の技能向上プログラムや、指導者高等技術研修センター（CIAST）での指導者向けの研修も運営しています。
工業技能訓練施設
マレーシアでは、職業技術訓練校、工科専門学校、工業訓練研究所で、さまざまな工業分野で雇用される若者を育成しています。これらの大半は政府機関が運営していますが、民間の学校も、産業で必要とされる熟練労働者を育成することで、政府の取り組みを補足しています。
訓練提供に従事している主な政府機関は下記の通りです。
- 人的資源省人材局は、現在23か所の工業訓練所（ITI）を運営しています。これらのITIでは、入社前または新入社員に対する基礎、中級、上級レベルの産業技術訓練プログラムを提供しています。これには、機械、電気、建築、印刷業における実習プログラムや、技能向上プログラム、教官養成訓練プログラムが含まれます。また人的資源省は、指導者高等技術研修センター（CIAST）、日本マレーシア技術学院（JMTI）、8か所の高等技術研修センター（ADTEC）も運営しています。
- 教育省は、技術職業訓練コースを提供する90校を上回る技術訓練校を運営しています。技術訓練校の卒業生は、新入社員として就職するか、他の省の管轄下にある中等教育修了後のディプロマ・レベルの工科専門学校や、修了証書レベルのコミュニティ・カレッジ、またはその他の職業訓練施設において、高等教育を受けることができます。
- 青年スポーツ省は、16か所の国立青年技能研修センターと国立高等青年技能研修センターで、基礎、中級、上級レベルの工業技能研修を提供しています。また、短期コースや技能向上プログラムも実施しています。
- Majlis Amanah Rakyat （MARA）と呼ばれる、地方地域開発省傘下の先住民信託評議会。MARAは、基礎、中級、上級、プロフェッショナル・レベルの訓練プログラムを提供する技能訓練所を全国各地で運営しており、その数は20を上回っています。
