Pensonic Holdings
PENSONIC HOLDINGS BHDは1965年に設立された大手家電製造・販売会社であり、マレーシアのペナン州に拠点を置いています。1つの作業場から出発したPENSONICは、過去50年間で飛躍的な成長を遂げ、現在ではペナン州のブキット・ミニャクに新しい製造ハブと本社を設置しています。そこで、現地の約900のディーラーと取引を行い、世界30ヶ国以上に製品を輸出しています。製品レンジ全体の品質、機能およびデザインを改良するため、設備の整ったR&Dセンターを設立しました。
この非常に競争の激しい市場と業界において、他社との差別化は不可欠です。このことを念頭に、PENSONICは1982年から一連のブランディング活動に乗り出しました。一貫性のあるブランディングにより、PENSONICはたとえ厳しい市場環境の中でも営業を続け、他社と競争していくことが可能です。自社ブランドを育てること以外にも、PENSONICは自社の立場を強化して市場のリーダーとなるために複数のブランディング戦略を採用しています。その結果、当社はブランド・エクセレンス・アワード、プトラ・ブランド・アワード、消費者家電最優秀ブランドおよび最有望ブランド・オブ・ザ・イヤーなど複数の栄誉ある賞を受賞しています。
マレーシア政府は2010年に経済変革プログラム(ETP)を開始しました。その主な意図は、民間セクターを再活性化し、ゆくゆくはマレーシア経済を推進して高所得国の仲間入りを果たすというものです。PENSONICは幸運にも、仮想生産、サプライチェーンの改善、および家電の国際的流通ネットワークの設立(EHA)を含む製造ハブの設立の先駆けとなる少数の企業の1つに選ばれました。
当社はこのETPプロジェクトを支援する一環として、5,000万ドル以上を投資しました。PENSONICは今後もマレーシア投資開発庁(MIDA)などすべての関連政府機関やマレーシア貿易開発公社(MATRADE)と密に協力し、リーダーとしての地位を更に強化していく方針です。高度に発達したインフラと、政府によるコミットメントは、近い将来、マレーシアの100%国産ブランドである当社のブランドを一段引き上げる上で、当社の力となってくれるでしょう。