Schenker
年間売上高80億ユーロ、従業員数3万9,000人、世界に約1,100のオフィスを構えるSchenkerは、世界の大手統合物流サービス・プロバイダーの1つであり、陸上輸送および航空・海上貨物輸送のほか、包括的な物流ソリューション、グローバル・サプライチェーン・マネジメントをも提供するワンストップ・サービス企業です。SchenkerはDeutsche Bahn AGの輸送・物流部門の一部です。
Schenkerのサービス内容は、税関業務や倉庫業務、流通を含め、物流や輸送に関する需要に応えられるよう、幅広く設計されています。マレーシアでは、世界、地域および現地の顧客に対し、あらゆる物流サービスを提供しています。
マレーシアのSchenkerは1979年に設立されましたが、年月と共に急速に成長し、今ではフルタイムの職員320人を雇用するまでになっています。Schenkerの本社はスバン・ジャヤにあり、クラン港、ペナン州のクアラルンプール国際空港(KLIA)、マラッカ州クリム、ジョホールバル、タンジュン・ペレパス港、イポーおよびクアンタンに支店があります。
「物流業界では、強力なグローバル・ネットワークは極めて重要な競争上の強みであり、マレーシアはアジア地域の重要な市場です」Schenker Logistics (Malaysia) Sdn Bhd.のマネージング・ディレクターを務めるWolfgang Laabsは言います。「マレーシアが成長を続け、マレーシア経済がハイテク産業や知識集約型産業、資本集約型産業に牽引される形で輸出主導型経済に移行しつつあることは、我々の決定が正しかったことを裏付けています。」
ジョホール州タンジュン・ペレパス港(PTP)にある保税施設は当社の自慢です。この施設は主要コンテナヤードから50メートルしか離れておらず、(等級1および3を除く)危険物(DG)や、温度に敏感な貨物にも対応しています。当社はタンジュン・ペレパス港の施設を、PTPを地域流通センターとして利用したい顧客に最適だと考えています。
Schenkerのマレーシアにおける最も多い取扱い商品の1つは、SCHENKERの航空部品です。当社は航空宇宙分野の企業と協力し、時間効率の良い、信頼できる方法で航空機やヘリコプターの部品を輸送しています。マレーシアのSchenkerは週7日、1日24時間対応のSchenkerグローバルAOG(緊急部品供給)デスク・ネットワークに組み込まれており、このサービスはマレーシアの航空宇宙業界から非常にご好評をいただいています。